5人家族の冷蔵庫は何L?600Lでも足りない冷凍庫の選び方

5人家族と大きく開いた大型冷蔵庫(容量の選び方)のイラスト 失敗・後悔系

「5人家族の冷蔵庫って、結局どのくらいの大きさが必要なの?」——子供が3人いる我が家(9歳・6歳・3歳)も、買うときに同じ疑問でずいぶん悩みました。

ネットを見ると、どこも「5人家族は500Lが目安」と書いてあります。でも、実際に約600Lの冷蔵庫を6年使っている我が家の立場から正直に言うと——500Lは「最低ライン」です。共働きで育ち盛りの子供がいるなら、600L級でも足りなくなります。特に冷凍庫が。

✅ この記事でわかること

  • 5人家族に必要な冷蔵庫の容量の目安と、「500Lでは足りない」理由
  • 約600Lを6年使った我が家のリアルな後悔4つ
  • 後悔しない選び方5チェック(冷凍室・搬入・電気代ほか)
  • 冷蔵庫を安く買う時期と「3店舗を回る値切り術」
  • 冷凍室で選ぶおすすめ機種(日立R-HW62Vなど)

結論:5人家族の冷蔵庫は「500Lが最低ライン」。共働き×子供3人は600Lで考える

5人家族と大型冷蔵庫のイラスト

結論から言います。5人家族の冷蔵庫は、一般的な目安なら500L前後。ただし「共働き」「子供が育ち盛り」のどちらかに当てはまるなら、最初から600L級+大きめの冷凍室で選ぶのが正解です。

容量の目安には、各メーカーや量販店が使う次の計算式があります。

計算式 70L×人数 + 常備品100L + 予備70L
5人家族の場合 70L×5 + 100L + 70L = 約520L

この式で計算すると5人家族は約520L。だから世間では「500L目安」と言われます。人数別にすると次の通りです。

人数 容量の目安
2人暮らし 約300L
3人家族 約400L
4人家族 約450〜500L
5人家族 約500〜520L(最低ライン)
5人家族(共働き・育ち盛り) 600L〜がおすすめ

なぜ「最低ライン」と書くのか。それは、我が家が約600Lの冷蔵庫を使っていても、冷凍庫がパンパンで足りないからです。詳しくは後の体験談で書きますが、計算式どおりの「ちょうど」のサイズで買うと、数年で後悔する可能性が高いのです。

子供の成長で必要な容量は激変する|今の容量がちょうどだと数年で足りなくなる

子供の成長で冷蔵庫の中身が増えていく様子

冷蔵庫選びで一番見落とされがちなのが、「子供の成長で使う量が激変する」という点です。冷蔵庫は10年前後使う家電。今の食べる量で選ぶと、数年後に足りなくなります。

時期 冷蔵庫の使われ方
乳幼児期(0〜3歳) 離乳食の小分けストック、作り置きで冷凍室を使い始める
小学生期(6〜12歳) 飲み物・氷の消費が一気に増える。まとめ買いが日常になり、冷凍庫のストックも増えていく
中高生期(13歳〜) お弁当・部活・夜食で使用回数が激増。冷凍食品とストックで冷凍室が常に満杯

特に中高生になると、毎日のお弁当用の冷凍食品と、まとめ買いした肉や作り置きの冷凍ストックで、冷凍室はあっという間にいっぱいになります。我が家はまだ一番上が9歳ですが、すでに冷凍庫が足りません。これが高校生3人になったら……と考えると、今から大きめを選んでおく重要性が分かります。

【体験談】我が家の約600L冷蔵庫と「こうすればよかった」

冷凍室まで食品でいっぱいの大型冷蔵庫と最上段に手を伸ばす様子

ここからは、実際に我が家が使っている冷蔵庫のリアルな話です。スペック表だけでは分からない「使ってみて初めて分かること」を正直に書きます。

我が家の冷蔵庫は日立の約600Lクラス(フレンチドア)。6年前に約16万円で購入しました。5人家族(当時はもっと小さい子供たち)で選んだ一台です。総合的には満足していますが、使ってみて「こうすればよかった」と感じる点がいくつかあります。

後悔1:冷凍室が小さすぎた(最大の後悔)

一番の後悔はこれです。約600Lあっても、冷凍室が足りません。共働きだと、休日にまとめ買い・作り置きをして冷凍するスタイルになります。そこにお弁当用の冷凍食品も加わると、冷凍室は常にパンパン。冷蔵庫を選ぶときは、総容量だけでなく「冷凍室が何Lあるか」を必ず確認すべきでした。

実際の我が家の冷凍室。冷凍食品でいっぱいに詰まった様子
▲実際の我が家の冷凍室。お弁当用の冷凍食品・コロッケ・アイスでこの通り満杯です(商品名は一部ぼかしています)

後悔2:最上段が高くて使いにくい

大型冷蔵庫は背が高いものが多く、最上段が手の届きにくい高さになります。我が家でも、身長150cmの妻には最上段の奥まで手が届かず、「奥に入れたものに気づかず眠っていた」ということもしばしば。背の低い人が主に使う家庭は、最上段の高さと奥行きを店頭で必ず確認してください。

後悔3:搬入は窓ギリギリだった(要採寸)

大型冷蔵庫は、玄関やドアから入らず窓から搬入になることがあります。我が家も窓ギリギリで、もう少し大きければ入りませんでした。本体サイズだけでなく「搬入経路の幅」を事前に測るのは必須です。

後悔4:扉に磁石がくっつかない(ガラスドア)

我が家の冷蔵庫は扉がガラス素材(ガラスドア)で、見た目はすっきりしていておしゃれです。ただ、磁石がくっつきません。子供の学校のプリントや給食の献立表、家族の予定表を扉にペタッと貼る——あの定番が使えないんです。5人家族は貼りたい紙が多いので、これは地味に不便でした。マグネットを活用したい人は、扉が磁石対応(スチール製)かどうかも忘れずチェックしてください。

我が家の冷蔵庫のガラスドア(磁石がつかない)
▲我が家のガラスドア。見た目はすっきりですが、磁石がつきません

良かった点1:静音性

逆に満足しているのは静音性です。動作音はほぼ無音で、リビングと一体のキッチンでもまったく気になりません。

良かった点2:チルド室が広い

冷凍室は足りませんでしたが、逆にチルド室は広くて大満足です。私はハムやベーコンなどの加工肉が好きで、チルド室にまとめてストックできるのが地味にうれしいところ。子供が大好きなプリンやヨーグルト、ジュースもたっぷり入るので、5人家族でも「入りきらない」というストレスがありません。容量を比べるときは、冷凍室に加えてチルド室の広さも見ると、満足度がぐっと上がります。

なお、大型冷蔵庫は精密な家電です。長く使う中で「冷えが弱くなる」といったトラブルが起きることもあります。価格だけでなく長期保証やメーカーの修理体制も、選ぶときの判断材料に入れておくと安心です。

後悔しない選び方5チェック

5人家族の冷蔵庫の選び方チェックポイント

我が家の後悔をふまえると、5人家族の冷蔵庫選びは次の5点で判断すれば失敗しません。

#チェック項目内容
1総容量は500〜600L+年齢の先読み今ちょうどではなく、数年後の食べる量で選ぶ
2冷凍室の実容量(L)(最重要)総容量が同じでも冷凍室の大きさはモデルでかなり違う。「お弁当の冷凍食品+作り置きストックが入るか」で判断
3扉の開き方は間取りと相談観音開き(フレンチ)か片開きかは設置場所と動線で決める。背の低い人がいる家庭は最上段の高さも確認。我が家は観音開きにしたが、家の設計上、横の壁が干渉して扉を完全には開けきれず(笑)。壁付けで置くなら扉が全開できるかも要確認
4搬入・設置スペースを採寸搬入経路の幅、設置場所の放熱スペースまで測る
5電気代は最新の省エネ性能で最新の大型は古い中型より年間電気代が安いことも。買い替えなら省エネ性能をチェック

このうち、企業のおすすめ記事がほとんど触れないのが②の「冷凍室の実容量」です。ここが5人家族の満足度を一番左右します。

【補足】電気代は「最新」と「10年前」でどれくらい違う?

区分年間消費電力量の目安年間電気代の目安
10年前モデル(500L級)約400kWh約12,000円
最新モデル(500L級)約250kWh約8,000円
約150kWh年間約4,000円安い

最新の大型冷蔵庫はインバーター制御や高性能な断熱材で省エネが進み、10年前の同クラスより年間およそ2,000〜4,000円、10年使えば約2〜4万円電気代が安くなります(電気料金31円/kWhで試算。機種・使い方で変動)。「大きい=電気代が高い」とは限らず、古い冷蔵庫を使い続けるより買い替えた方が安くつくこともあります。(出典:エネチェンジRentio PRESS

ちなみに、冷凍室が大きいと「特売のまとめ買い」や「作り置き」がしやすくなり、結果的に食費の節約にもつながります。我が家の食費のリアルは5人家族の食費の平均と節約の記事にまとめています。

冷蔵庫を安く買う時期と値引き交渉のコツ

家電量販店で冷蔵庫を値引き交渉するイメージ

冷蔵庫は、買い方次第で数万円変わります。実際に我が家が買ったときの経験から、お得に買うコツをまとめます。

安い時期:型落ちを狙うなら8〜9月+決算期

大型冷蔵庫の新モデルは秋(9〜11月)に発売されることが多く、その直前の8〜9月は、旧モデルの売り切りで最も安くなりやすい時期です。発売時から大きく値下がりすることもあります。加えて、3月・9月の決算セール6月・12月のボーナス商戦も狙い目です。

狙い目の時期 理由
8〜9月 秋の新モデル発売前。型落ちが在庫処分で底値
3月・9月 決算セールで値引きされやすい
6月・12月 ボーナス商戦で大型家電が安くなる

コツ:3店舗+「本命の店に戻る」相見積もり術

家電量販店では、表示価格から値引きしてもらうのが当たり前です。ここでは、私が実際に冷蔵庫を5万円ほど値下げした手順を具体的に紹介します。回るのは3店舗。コツは、最初に「本命の店」を1つ決めておくことです。

STEP1|本命の店で「買う気」と希望額を見せる
まず一番買いたい”本命の店”を決めておく。そこで「買おうかな、どうしようかな」と購入意思を見せつつ、「できれば◯◯円で買いたい」と希望額を伝える。ここで成立すれば一番ラクです。

STEP2|折り合わなければ他2店舗で値切る
本命でダメなら、別の2店舗を回って各店の売価も値切り、ネット最安値(価格.com)に近づけていく。各店の見積もりは必ずもらっておきます。

STEP3|本命の店に戻ってトドメ
最後にもう一度本命の店へ。「やっぱりここで買いたい。この見積もりより安くしてくれたら今決めます」と、他店の見積もりを見せて交渉。”買う気の客+他店価格”に店は弱く、ここで一気に下がります。

理想は価格.comの最安値まで下がること。ただし注意点として——保証・設置代・古い冷蔵庫のリサイクル料まで含めた「総額」で比べると、実店舗の方が安くなることもあります。ネットの本体価格だけで飛びつかず、トータルで判断するのが、結局いちばん得をするコツです。

5人家族におすすめの冷蔵庫の選び方|現実的なライン

冷凍室が大きい冷蔵庫を選ぶ様子

最後に、5人家族の現実的なおすすめをまとめます。ポイントは、まず「共働きかどうか」で必要な容量が変わること。そのうえで、予算と設置スペースに収まる範囲で冷凍室を最大化します。

STEP1|「共働きか」で容量を決める

世帯タイプ容量の目安考え方
片働き
(日中に買い物・料理ができる)
500〜550Lこまめに買い物できるなら冷凍ストックは控えめでOK
共働き
(まとめ買い・作り置き中心)
600L+大きい冷凍室休日のまとめ買い&冷凍が前提。冷凍室の大きさが最重要

STEP2|その容量の中で、ここを見て選ぶ

✔ 冷凍室の容量(L)が大きいモデルを優先(お弁当の冷凍食品+作り置きが入るか)
✔ 扉が磁石対応か(プリントを貼りたい家庭は要チェック)
✔ 背の低い人がいるなら最上段の高さ
✔ 観音開きは、壁で全開できるか

具体的に「冷凍室で選ぶなら」の一台

冷凍室の大きさで選ぶなら、現状の本命は日立「まんなか冷凍」HWタイプ(R-HW62V)です。総容量617Lで冷凍室は182Lと現行最大級。多くのモデルが冷凍室100〜130Lどまりの中で、5人家族の「お弁当の冷凍食品+作り置き」を受け止められる数少ない一台です(日立公式)。我が家も日立ですが、次に買うならこの冷凍室の大きさは外せません。少しでも安く買うなら、前モデルのR-HWC62T(型落ち)がねらい目。容量617L・冷凍室182Lは新モデルと全く同じで、違いは省エネ性能(電気代で年約900円差)や小物ケースなど細かい点だけ。容量を重視するならコスパが高い選択です(型落ちを楽天Amazonで見る)。8〜9月や決算期がねらい目です。

冷凍室で選ぶ本命:日立 R-HW62V(617L・冷凍室182L)

5人家族の「お弁当冷食+作り置き」を受け止める大冷凍室モデル。価格・在庫は各サイトで最新をご確認ください(広告を含みます)。

三菱(切れちゃう瞬冷凍)やパナソニック(はやうま冷凍)にも600L級の冷凍上手なモデルがあります。瞬冷凍など機能で選びたい人は、そちらも比較してみてください。

価格の目安(税込)

クラス価格の目安
500L級約13〜20万円
600L級(型落ち)約15〜21万円
600L級(最新・大冷凍室)約18〜28万円

※時期・店舗・在庫で変動します。本命の日立R-HW62Vは価格.comの最安で約18.5万円〜(価格.com・2026年6月時点)。容量が同じ型落ちR-HWC62Tなら、さらに安く買えることもあります。

なお、「足りないなら冷蔵庫とは別にセカンド冷凍庫を置けば?」という意見もありますが、家に2台分の設置スペースと電気代をかけられるのは、正直かなり余裕のある家庭だけです。普通の5人家族には現実的ではありません。だからこそ、1台でいかに冷凍室を大きく確保するかが選び方のカギになります。

まとめ:5人家族の冷蔵庫選び・3つの結論

① 容量は「500Lが最低ライン」。共働き×子供3人なら、600L+冷凍室140L以上で考える

② 総容量より「冷凍室の大きさ」で選ぶ。お弁当の冷凍食品+作り置きが入るかが満足度を左右する

③ 買うなら型落ち(8〜9月・決算期)×3店舗の相見積もりで。保証・設置込みの「総額」で判断する

冷凍室の大きさで選ぶなら、本命は冷凍室182Lの日立R-HW62V。容量が同じ型落ちのR-HWC62Tならさらにお得です。最新価格は下記から確認できます。

冷凍室で選ぶ本命:日立 R-HW62V(617L・冷凍室182L)

価格・在庫は各サイトで最新をご確認ください(広告を含みます)。

FAQ:5人家族の冷蔵庫選び

5人家族の冷蔵庫選びのよくある質問

Q1. 5人家族で400Lは本当に無理?

最低ラインの500Lを下回る400Lは、5人家族には小さすぎます。買った直後は足りても、子供の成長で数年以内に足りなくなり、買い替えで結局高くつくケースが多いです。

Q2. 600L以上を買えば後悔しない?

総容量よりも「冷凍室の容量」が満足度を左右します。我が家は約600Lでも冷凍室が足りません。容量の数字だけでなく、冷凍室が何Lあるかを必ず確認してください。

冷蔵庫の総容量冷凍室の容量の目安
500L級約100〜130L
600L級約130〜170L

作り置きやお弁当の冷凍食品が多い5人家族は、冷凍室140L以上が目安です。実感としては、冷凍室100Lで2Lペットボトル約50本分の容積。お弁当用の冷凍食品なら数十袋は入りますが、そこに休日まとめ買いの肉・作り置き・冷凍ごはん・アイスが共用で入るので、5人家族だと130Lでも常に満杯になりがち。だから我が家は約600Lでも冷凍室が足りないのです。(冷凍室容量の目安はノジマより。食品の形で変わるざっくりの数値)

Q3. 大型冷蔵庫は電気代が高い?

最新の省エネ大型モデルは、古い中型より年間電気代が安いこともあります。買い替えの場合は、容量アップ=電気代アップとは限りません。省エネ性能を確認しましょう。

Q4. 観音開きと片開き、5人家族はどっち?

どちらが正解ということはなく、設置場所と動線で決めます。壁際に置くなら開く向きに注意。背の低い人が主に使うなら、最上段の高さも合わせて確認してください。

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