オール電化はやめとけ?6年住んだ後悔と実額公開|5人家族×ガス併用比較

5人家族のオール電化光熱費・メリットデメリット・元スーパーマーケットバイヤー20年解説 5人家族の家計

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「オール電化 やめとけ」で検索しているなら、この記事が答えになります。オール電化の一軒家に約6年住む5人家族の、実際の電気代で話をします。

結論(実測ベース)

オール電化5人家族の電気代は月平均約31,000円・年間370,133円(我が家の12ヶ月実測)。冬は4万円を超えます。

6年住んだ本音は「思ったより高い。ガス併用と大差ない」。やめとけとまでは言いませんが、「安くなるから」を第一の理由に選ぶのはやめた方がいいです。

我が家のオール電化・前提と実データ

まず前提です。条件が違うと金額は変わるので、比べるときの物差しにしてください。

住まい 一軒家(4LDK)・築約6年
家族 5人(子供3人)
給湯 エコキュート370L
太陽光 なし
暖房 エアコン2台(床暖房なし)
契約 夜間が安い時間帯別プラン

この条件での電気代は、最安の6月が24,234円、最高の1月が42,824円でした。

年間電気代 370,133円
月平均 約30,844円
冬(12〜2月)の平均 約38,400円
夏(6〜8月)の平均 約28,000円

季節ごとに均すと、こうなります。冬が突出しているのがオール電化の特徴です。

オール電化5人家族の電気代を季節別に示した棒グラフ。春約31,000円・夏約28,000円・秋約26,000円・冬は約38,400円で最も高い

12ヶ月ぶんの月別データ(使用量kWh込み)は、一軒家5人家族の光熱費の記事で全公開しています。

「オール電化はやめとけ」は本当か?6年住んで後悔した3つのこと

先に、期待と違った点=誤算から正直に書きます。

誤算①:思ったより電気代が高い

「オール電化は夜間電力で安い」と言われて始めましたが、冬は月4万円を超えます。5人家族の給湯と暖房を全部電気でまかなうと、夜間割引だけではカバーしきれません。

誤算②:ガス併用と、実はあまり変わらない

総務省の家計調査だと、5人家族の光熱費平均は月25,000〜30,000円前後。ガス併用の一軒家なら月2.5〜3.5万円が目安です。我が家の月平均約31,000円は、その範囲にすっぽり収まります。

つまり「オール電化だから安い」は、我が家では起きませんでした。ガス基本料がない分の差は、電気の使用量増でほぼ相殺されている感覚です。

誤算③:エコキュートのタンクが小さかった

我が家のエコキュートは370L。5人家族には正直小さめでした。家族がバラバラの時間にお風呂へ入ると沸き増しが発生し、そのたびに余計な電気を食います。

5人家族の目安は460L以上。これから選ぶ人は、タンク容量をケチらないでください。ここは我が家の一番の反省点です。

それでも、オール電化にして良かったこと

一方で、ガスの基本料金と火を使う不安がないのは事実です。IHは掃除もラクで、子供が3人いる家庭では大きな安心材料になります。

快適さと安全で選ぶなら、あり。
節約で選ぶなら、期待しすぎ注意。

それが6年住んだ結論です。

ガス併用との比較(数字で見る)

一軒家・ガス併用 一軒家・オール電化(我が家実測)
光熱費の目安(月) 約2.5〜3.5万円 平均約3.1万円(冬は4万円超)
基本料金 電気+ガスの2本 電気の1本のみ
冬の跳ね方 ガス代が上がる 電気代が一気に上がる
停電・断水時 ガスは使える場合あり タンクの水は使える

月々のコストだけなら、正直ほぼ引き分けです。差がつくのは「初期費用」と「暮らし方が夜型プランに合うか」の方です。

オール電化で後悔しないための3つのチェック

新築・リフォームでオール電化を検討中なら、我が家の反省からこの3つだけ確認してください。

① エコキュートは460L以上にする。370Lで5人家族は沸き増し地獄です。本体差額は数万円ですが、毎日の沸き増しコストと「お湯切れの不安」を考えると大きい方が得です。

② 冬の暖房計画を先に立てる。我が家はエアコン2台・床暖なしで冬は月4万円超え。リビングが広い間取りほど暖房費は跳ねます。断熱等級と窓の性能もセットで確認を。

③ 夜間プラン前提の生活が合うか考える。洗濯・食洗機を夜に回せる家庭は向いています。日中在宅が多い家庭は夜間プランの恩恵が薄くなります。

冬の4万円超えを削る、実際に効いたこと

オール電化の弱点は冬です。我が家で試して手応えがあったのは、暖房の「効率」を上げる方向でした。

エアコン暖房にサーキュレーターを併用して暖気を回すと、暖房の電気代は最大2割ほど削れます。設定温度を1℃下げるだけでも年約1,650円の節約です。厚手カーテンや断熱シートで窓からの冷えを止めるのも効きます。

逆に「こまめにエアコンを消す」は逆効果でした。付け直しの立ち上がりで余計に電気を食います。詳しい検証は一軒家光熱費の記事に書きました。

また、給湯器の入れ替え時期なら、国の給湯省エネ系の補助金が使える年があります。エコキュートの買い替えを460L以上で検討するなら、補助金の有無を先に確認してください。

電気代を下げたいなら、節電より「料金プラン」の見直し

我が家で実際に試した結果、「こまめに電気を消す」節約はほぼ効きませんでした。浮くのは数十円の世界だからです。効くのは、電力会社の料金プラン・給湯・断熱という大きい固定費の方です。

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FAQ|5人家族のオール電化でよくある質問

Q1. 5人家族のオール電化、電気代は月いくら?
月平均約31,000円です。我が家(一軒家4LDK・エコキュート・エアコン2台)の12ヶ月実測で、最安月24,234円・最高月42,824円でした。

Q2. 冬はどれくらい上がる?
夏より月1万円前後上がります。我が家は夏(6〜8月)平均約28,000円に対し、冬(12〜2月)平均は約38,400円でした。

Q3. エコキュートの容量はどれを選べばいい?
5人家族なら460L以上です。我が家は370Lで小さく、バラバラ入浴のたびに沸き増しが発生して後悔しています。

Q4. ガス併用に戻した方がいい?
月々のコスト差は小さいので、戻す工事費を考えると割に合いません。今の家で下げるなら、契約プランの見直しと断熱が先です。

まとめ:オール電化は「安さ」でなく「暮らし方」で選ぶ

オール電化5人家族のリアルは、月平均約31,000円・冬4万円超え。「やめとけ」と言うほど悪くはありませんが、「安くなる」と期待して選ぶと我が家のように「あれ?」となります。

快適さと安全を買うと考えれば十分あり。そして容量460L以上のエコキュートだけは、忘れずに。

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